“こうまうじん”の漢字の書き方と例文
語句割合
紅毛人100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ではかう云ふ小説は紅毛人こうまうじん以外には書かなかつたか? 僕は僕等日本人の為に志賀直哉氏の諸短篇を、——「焚火たきび」以下の諸短篇を数へ上げたいと思つてゐる。
僕等は、——少くとも僕は紅毛人こうまうじんの書いた詩文の意味だけは理解出来ないことはない。
家内の容子差し覗き候所、篠宅の戸を開け放ち候中に、紅毛人こうまうじん一名、日本人三名、各々法衣ころもめきし黒衣を着し候者共、手に手にかのくるす、乃至は香炉様の物を差しかざし候うて、同音に、はるれや
尾形了斎覚え書 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)