糊桶のりおけ)” の例文
仕事場へいった栄二は、板の間の冷たさも感じないように、片隅の揚げ蓋をあけ、おすえが行燈を持って来ると、「糊桶のりおけを呉れ」と云った。
さぶ (新字新仮名) / 山本周五郎(著)