粥川かゆかわ)” の例文
で、そのお遊さまという人はもと大阪の小曾部こそべという家のむすめでござりましてそれが粥川かゆかわという家へ器量のぞみでもらわれて行きましたのが十七のとしだったそうにござります。
蘆刈 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)