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粗相
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そさう
ふりがな文庫
“
粗相
(
そさう
)” の例文
武は
容赦
(
ようしや
)
なくグイと頭を
引
(
ひつ
)
こませる、鱒どのも飛んだ
粗相
(
そさう
)
をしたと気がついて、食ひついた
処
(
ところ
)
をはなす其途端にバシヤリと音して、鱒は舟の
中
(
なか
)
の
擒
(
とりこ
)
となり升た。
鼻で鱒を釣つた話(実事)
(新字旧仮名)
/
若松賤子
(著)
「私の
粗相
(
そさう
)
でございました。明日の節分で滿願だと思ひましたので、井戸端へ出て
水垢離
(
みづごり
)
を取つて居りました。うつかり裏口を開けて出たのが惡う御座いました」
銭形平次捕物控:178 水垢離
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「自分の
粗相
(
そさう
)
にしても、姐御の
頸筋
(
くびすぢ
)
へ傷を付けるのは
虐
(
むご
)
たらしいねえ」
銭形平次捕物控:023 血潮と糠
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「久良山三五郎樣だ、
粗相
(
そさう
)
のないやうに」
銭形平次捕物控:310 闇に飛ぶ箭
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「これは飛んだ
粗相
(
そさう
)
をいたしました」
銭形平次捕物控:042 庚申横町
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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「何か
粗相
(
そさう
)
でもしたのか」
銭形平次捕物控:107 梅吉殺し
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
“粗相”の意味
《名詞》
粗 相(そそう)
不注意によりあやまちや失敗をおかすこと。
大小便を失禁すること。
(出典:Wiktionary)
“粗相”の解説
粗相
(出典:Wikipedia)
粗
常用漢字
中学
部首:⽶
11画
相
常用漢字
小3
部首:⽬
9画
“粗相”で始まる語句
粗相様
粗相千万