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粗忽
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そさう
ふりがな文庫
“
粗忽
(
そさう
)” の例文
「
俺
(
わし
)
はそのSといふ男に位を授けに
下
(
くだ
)
つて来た者ぢや。」鼓村氏は自分でももう実際宮内省から来た者の様に思つてゐた。「
粗忽
(
そさう
)
があつてはならんぞ。」
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
理髪床
(
かみゆひどこ
)
の
爺
(
おやぢ
)
は飛んだ
粗忽
(
そさう
)
をした。だが、まあ堪忍してやるさ、十日も経てば頭は五分刈の長さに伸びようといふものだ。世の中には三年経つても髪の毛一本生えない頭もあるのだから。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
粗
常用漢字
中学
部首:⽶
11画
忽
漢検準1級
部首:⼼
8画
“粗忽”で始まる語句
粗忽者
粗忽千万
粗忽家
粗忽屋