“箱篩”の読み方と例文
読み方割合
はこふるひ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
或晩遲く彼は卵屋へ行つた。此頃は毎日村のどこからかとん/\と箱篩はこふるひの音が竹藪を洩れて聞える。田舍の正月が近づいたので其用意に蕎麥や小麥や蜀黍の粉を挽くのである。
芋掘り (旧字旧仮名) / 長塚節(著)