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箜篌
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くご
ふりがな文庫
“
箜篌
(
くご
)” の例文
のみならず、一切の建物が美しい朱や緑に塗られ、
透彫
(
すかしぼ
)
りの金具や軒の
風鐸
(
ふうたく
)
や
箜篌
(
くご
)
がきらびやかに相映った
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
これについて思い出すのは古いアッシリアの
竪琴
(
たてごと
)
と正倉院にある
箜篌
(
くご
)
との類似である。クゴはシナ音クンフーでハープと縁がある。アラビアの竪琴ジュンク。マライのゲンゴンと称する竹製の竪琴。
日本楽器の名称
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
たゞ、詩の神の
箜篌
(
くご
)
の上、指をふるれば、わが
楽
(
がく
)
の
海潮音
(新字旧仮名)
/
上田敏
(著)
琴
(
きん
)
のすみれ、
箜篌
(
くご
)
のもくれん
有明集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
箜篌
(
くご
)
とりて、夏のしらべを
春鳥集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
“箜篌”の解説
箜篌(くご)とは、古代東アジアで使われたハープや箏に似た撥弦楽器。演奏用の楽器の他、仏教建築を演出するための仕掛けとして使用された。弦楽器であるため八音では「糸」に属する。
(出典:Wikipedia)
箜
漢検1級
部首:⽵
14画
篌
漢検1級
部首:⽵
15画