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笹龍胆
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ささりんどう
ふりがな文庫
“
笹龍胆
(
ささりんどう
)” の例文
新字:
笹竜胆
墓は小さい堂のなかに
祀
(
まつ
)
られて、堂の軒には
笹龍胆
(
ささりんどう
)
の紋を染めた紫の古びた幕が張り渡されていて、その紫の
褪
(
さ
)
めかかった色がいかにも品のよい、しかも寂しい
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
空色に
笹龍胆
(
ささりんどう
)
の紋じるしをあらわした総督家の旗もそのあとに続いた。
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
さらに左に折れて小高い丘にのぼると、高さ五尺にあまる楕円形の大石に征夷大将軍
源左金吾
(
げんさきんご
)
頼家尊霊と刻み、
煤
(
すす
)
びた堂の軒には
笹龍胆
(
ささりんどう
)
の紋を打った古い幕が張ってある。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
笹
漢検準1級
部首:⽵
11画
龍
部首:⿓
16画
胆
常用漢字
中学
部首:⾁
9画
“笹龍”で始まる語句
笹龍膽