“竹河”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たけかわ50.0%
たけかは25.0%
たけがわ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と言われて、「竹河たけかわ」をいっしょに歌ったが、まだ少年らしい声ではあるがおもしろく聞こえた。御簾みすの中からもまた杯が出された。
源氏物語:46 竹河 (新字新仮名) / 紫式部(著)
竹河たけかはのはしうちいでし一節ひとふしに深き心の底は知りきや
源氏物語:46 竹河 (新字新仮名) / 紫式部(著)
ほのぼのと白む朝ぼらけに、酔い乱れて「竹河たけがわ」を歌っている中に、内大臣の子息たちが四、五人もいた。それはことに声がよく容貌ようぼうがそろってすぐれていた。
源氏物語:31 真木柱 (新字新仮名) / 紫式部(著)