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空洞
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ほら
ふりがな文庫
“
空洞
(
ほら
)” の例文
お絹が想像した通り洞然たる
空洞
(
ほら
)
である。しかも人工を加えたもの、燈火をかかげて見廻したなら、空洞の壁に下に通う、階段のあることを知ることが出来よう。短時日に作ったものではない。
任侠二刀流
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
支那でいわゆる冬瓜蛇はこの族のものかと
惟
(
おも
)
うが日本では一向見ぬ。『西遊記』一に、肥後五日町の古い
榎
(
えのき
)
の
空洞
(
ほら
)
に、
長
(
たけ
)
三尺余
周
(
めぐ
)
り二、三尺の白蛇住む。その形犬の足なきかまた芋虫に
酷
(
よく
)
似たり。
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
“空洞”の意味
《名詞》
空洞(くうどう)
中に穴があいて空間があること。また、その空間。
ほらあなのこと。
肺結核などにより体内の組織が液化して空間が生じること。
(出典:Wiktionary)
空
常用漢字
小1
部首:⽳
8画
洞
常用漢字
中学
部首:⽔
9画
“空洞”で始まる語句
空洞木
空洞球状