トップ
>
稚児僧
>
ちごそう
ふりがな文庫
“
稚児僧
(
ちごそう
)” の例文
墨で洗ったような大床の廻廊を白い
衣
(
ころも
)
を着た
稚児僧
(
ちごそう
)
が、粗末な
御斎
(
おとき
)
の膳を眼八分にささげ、その
経音
(
きょうおん
)
の聞える奥の杉戸の内へ持って入った。
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
彼が去ると間もなく、入れ違いに
稚児僧
(
ちごそう
)
がはいって来て、部屋の中の
塵
(
ちり
)
を
箒
(
ほうき
)
で掃き出した。そして夜具までのべた後、箒をかついで
庫裡
(
くり
)
へ戻ってゆく。
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
稚児僧
(
ちごそう
)
は、答えていう。
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
稚
常用漢字
中学
部首:⽲
13画
児
常用漢字
小4
部首:⼉
7画
僧
常用漢字
中学
部首:⼈
13画
“稚児”で始まる語句
稚児
稚児髷
稚児輪
稚児落
稚児侍
稚児文殊
稚児輪鬘
稚児及草子