“秤器”の読み方と例文
読み方割合
はかり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぬのぎれに瓦つつみてさいはかる秤器はかりの緒にはのぼされにけり (以下拾弐首さることのありける時)
恋衣 (新字旧仮名) / 山川登美子増田雅子与謝野晶子(著)
「佐藤春夫曰く、悪趣味の極端。したがってここでは、誇張されたるものの美が、もくろまれて居る。」——「文士相軽。文士相重。ゆきつ、戻りつ。——ねむり薬の精緻せいちなる秤器はかり。無表情の看護婦があらあらしく秤器を ...
めくら草紙 (新字新仮名) / 太宰治(著)