“私恋”の読み方と例文
読み方割合
しれん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
獄中の拝謁をえてからのち十日あまりを、道誉は懸命な“蔭の働き”につくしていた。帝のおたのみ事の実現をみるまでは、自分の私恋しれん私慕しぼも打ち捨てている姿だった。
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)