私大わたくしだい)” の例文
松は門にも立てたらしいが、まず一本を家の内の大柱に結んで立て、それに餅だの鮭の魚だのを供えた。南部には私大わたくしだいがあって一日ずつおくれ、七草はすなわち八日の日の行事であった。
雪国の春 (新字新仮名) / 柳田国男(著)