秀雅しゅうが)” の例文
秀雅しゅうがにして高からぬ山、清澄にして深からぬ水、茂盛した松や竹林には、猿や鶴が遊んでいる。玄徳は、ここの山紫水明にも、うしろ髪を引かれてならなかった。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)