禿榎ちびえのき)” の例文
庚申塚のある四辻を右の方に折れ曲ろうとすると、塚の背後うしろの根本に藁畔わらぐろをしてある禿榎ちびえのきの梢に止っていた一羽の烏がついと飛んだ。
(新字新仮名) / 田中貢太郎(著)