“禍之基”の読み方と例文
読み方割合
わざわいのもとい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下々の人情も天下の御政事も早い話が皆同じ訳合わけあいあきらめてしまえばそれで済むこと。あんまり大きな声で滅多めったな事をいいなさるな。口舌こうぜつ元来がんらい禍之基わざわいのもとい。壁にも耳のある世の中だ。
散柳窓夕栄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)