“禅定三昧”の読み方と例文
読み方割合
ぜんじょうざんまい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
傍に瀕死の病人もなきが如く、ひねもす禅定三昧ぜんじょうざんまいであった。その大いなる趺坐僧の姿は、山寨さんさいを構えて妖術を使う蝦蟇がまのように物々しく取澄して、とりつく島もない思いをさせた。
閑山 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)