祭籠まつりこ)” の例文
そこから大地がれるだろうと、愚にもつきませんが気が寄って取越苦労、昇天する蛇玉じゃだまでも祭籠まつりこめたように、寝る間も気扱いをしましたそうで。
わか紫 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)