“礦場”の読み方と例文
読み方割合
こうじょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は何の気なしに一歩ひとあし礦場こうじょうの中へ踏込んだ。やはり四辺あたりに人の気はいがせなかった。私は不思議に思って怖る怖る誰かに怒鳴どなられはせぬかと心に不安を感じながら二歩ふたあし三歩みあし中へ入って行った。
暗い空 (新字新仮名) / 小川未明(著)