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砉然
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かくぜん
ふりがな文庫
“
砉然
(
かくぜん
)” の例文
燕王の宮殿
堅牢
(
けんろう
)
ならざるにあらざるも、風雨の力大にして、高閣の
簷瓦
(
えんが
)
吹かれて
空
(
くう
)
に
飄
(
ひるがえ
)
り、
砉然
(
かくぜん
)
として地に
堕
(
お
)
ちて粉砕したり。大事を挙げんとするに臨みて、これ何の
兆
(
ちょう
)
ぞ。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
燕王に
遇
(
あ
)
うに当って、
砉然
(
かくぜん
)
として破裂し、爆然として
迸発
(
へいはつ
)
せるものというべき
耶
(
か
)
、
非
(
ひ
)
耶
(
か
)
。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
砉
部首:⽯
9画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画