砂石しゃせき)” の例文
二十三日、いえのあるじにともなわれて、牛の牢という渓間たにまにゆく。げにこのながれにはうおまずというもことわりなり。水のるる所、砂石しゃせき皆赤く、こけなどは少しも生ぜず。
みちの記 (新字新仮名) / 森鴎外(著)