“石郷”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いしがう50.0%
いしごう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私が仕へた藩中の朋輩石郷いしがう時之丞と申す者が、殿の不興を蒙つて、腹を切つて亡くなりました。最早十年も昔のことで、私が主家を退轉する頃のことでした。
「知ってるよ、近頃夢中になって居る、石郷いしごう氏が買ってくれたんだろう」
踊る美人像 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)