“瞭々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ありあり66.7%
りょうりょう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
思うともなく、その日のことが思いだされて、未だにその時の光景ありさま瞭々ありありと目に浮んで来て堪えられぬ。
老婆は私がうするかと思って、冷かに睨んでいるのが瞭々ありありと分った。
老婆 (新字新仮名) / 小川未明(著)
側面へまわれば「寛文六年二月六日」の忌日きじつの文字までも瞭々りょうりょうと見えるはずであったのに——
大菩薩峠:22 白骨の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)