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瞪目
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とうもく
ふりがな文庫
“
瞪目
(
とうもく
)” の例文
銀貨一片に
瞪目
(
とうもく
)
せし乗り合いよ、君らをして今夜天神橋上の壮語を聞かしめなば、肝胆たちまち破れて、血は耳に
迸出
(
ほとばし
)
らん。花顔柳腰の人、そもそもなんじは
狐狸
(
こり
)
か、
変化
(
へんげ
)
か、魔性か。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
李は、話の腰を折られたまま、
呆然
(
ぼうぜん
)
として、ただ、道士の顔を見つめていた。(こいつは、気違いだ。)——やっとこう云う反省が起って来たのは、暫くの間
瞪目
(
とうもく
)
して、黙っていた後の事である。
仙人
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
弦光は
瞪目
(
とうもく
)
一番した。
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
瞪
部首:⽬
17画
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
“瞪”で始まる語句
瞪