“着到帳”の読み方と例文
読み方割合
ちゃくとうちょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蜂須賀はちすか彦右衛門にいいつけて、十数名の祐筆ゆうひつを臨時に選び、明々と高張たかはりを左右に掲げて、参陣者の姓名を着到帳ちゃくとうちょうに記させた。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、せき中央ちゅうおうへ、多くの兵学者へいがくしゃ武芸者ぶげいしゃの名をしるした着到帳ちゃくとうちょうをくりひろげた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)