真暗まっくらで)” の例文
旧字:眞暗
山の上に、まるで噴火口ふんかこうでもあるかのように、ポッカリと大穴がいているのです。穴から下をのぞいてみますと、底はどこまでも続いているとも知れず、真暗まっくらで見透みとおしがつきません。
崩れる鬼影 (新字新仮名) / 海野十三(著)