“百千度”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ももちたび50.0%
もゝちたび50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
定めし故国に勝利はもはや訪れて、貴女がたは栄光の中に生活していられることと思います。その栄光の日をどうぞ一日も長くこの世でお続けになりますように。では私の百千度ももちたびの接吻をめて。
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)
世の外の人、内の人、知らぬ顔して過すをば、一旦仏門に入りしものゝ行儀とするも理無わりなしや、春は大路の雨に狂ひ小橋の陰に翻る彼の燕だに、児を思ふては日に百千度もゝちたび巣に出入りす
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)