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瘧疾
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おこり
ふりがな文庫
“
瘧疾
(
おこり
)” の例文
眼にも見えないその怪異に取り
憑
(
つ
)
かれたものは、最初に一種の
瘧疾
(
おこり
)
にかかったように、時々にひどい
悪寒
(
さむけ
)
がして苦しみ悩むのである。
半七捕物帳:30 あま酒売
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
『本草綱目』に虎皮を焼いて
服
(
の
)
めば卒中風を療す、また
瘧疾
(
おこり
)
を治し邪魅を避くと
出
(
い
)
づ。『起居雑記』に虎豹の皮上に睡れば人の神を驚かしむとある由。
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
行ってしまったのはいいが、その晩から番頭ひとりと小僧一人が
瘧疾
(
おこり
)
のように急にふるえ出して、熱が高くなる、蒲団の上をのたくる。医者にみせても容態はわからない。
半七捕物帳:30 あま酒売
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
“瘧疾”の意味
《名詞》
(context、disease)瘧。
(出典:Wiktionary)
瘧
漢検1級
部首:⽧
14画
疾
常用漢字
中学
部首:⽧
10画
“瘧”で始まる語句
瘧
瘧病
瘧疫
瘧鬼