瘠馬やせうま)” の例文
残念ながらふるい。切棄きりすてても思想は皦々きょうきょうたり。白日の下に駒をせて、政治は馬上提灯の覚束おぼつかないあかりにほくほく瘠馬やせうまを歩ませて行くというのが古来の通則である。
謀叛論(草稿) (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
瘠馬やせうまに乗つて
青い眼の人形 (新字新仮名) / 野口雨情(著)
河童かつぱ瘠馬やせうま
未刊童謡 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)