“痩畑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やせばた50.0%
やせばたけ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
世に洩れてすぐすは安し痩畑やせばたに人の捨てたる老茄子われ
礼厳法師歌集 (新字旧仮名) / 与謝野礼厳(著)
「江州人だとて、皆が皆、そう他国へ進出して成功する者ばかりではありません、この国に残って兵馬の奴隷となり、或いは痩畑やせばたけの番人とならなければならぬ運命に置かれた農民こそ、最も恵まれざる者と言うべきでしょう」
大菩薩峠:38 農奴の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)