病気やまひ)” の例文
旧字:病氣
一寸と気持の悪い病気やまひを感じたが、こんなに突然怖ろしい結果になるやうなものとは思はなかつた。
F村での春 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
それッ、と言ふて帰られる物では無し、うい奉公が肝腎かんじん、辛棒がならで戻つたと思はれても成らねば、おしゆう大事に勤めてくれ、我が病気やまひも長くは有るまじ、少しよくば気の張弓
大つごもり (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)