疑目ぎもく)” の例文
龍耳老人の残して行った謎のような具足櫃ぐそくびつが、人の疑目ぎもくを待っていた。お綱もあやしさにうたれて見つめあった。
鳴門秘帖:05 剣山の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)