“異風”の読み方と例文
読み方割合
いふう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その他、琉球語で病気のことを咳気がいきといい、変な物を異風いふうな物といい、保存するということを格護するというのは、正しく鎌倉時代の言葉の遺物である。
土塊石片録 (新字新仮名) / 伊波普猷(著)
その朱門の中からワラワラとあふれだしたおびただしい浪人武者ろうにんむしゃ! 黒装束くろしょうぞく小具足こぐそくをつけたるもの、鎖襦袢くさりじゅばんをガッシリとこんだもの、わらじ野袴のばかま朱鞘しゅざやのもの、異風いふうさまざまないでたちで
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)