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畢竟
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つま
ふりがな文庫
“
畢竟
(
つま
)” の例文
「トいうが
畢竟
(
つま
)
るとこ、これが奥だからの
事
(
こつ
)
サ。私共がこの位の時分にゃア、チョイとお
洒落
(
しゃらく
)
をしてサ、
小色
(
こいろ
)
の一ツも
掙了
(
かせい
)
だもんだけれども……」
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
牧場の土と成りたいと言ふのも、山で葬式をして呉れと言ふのも、小諸の向町へ知らせずに置いて呉れと言ふのも、
畢竟
(
つま
)
るところは丑松の為を思ふからで。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
“畢竟”の意味
《名詞》
(仏教)究極。最終。絶対。
《形容動詞》
結局。つまるところ。
(出典:Wiktionary)
畢
漢検準1級
部首:⽥
11画
竟
漢検1級
部首:⽴
11画
“畢竟”で始まる語句
畢竟浄
畢竟落寞
畢竟誇大妄想病者