“男谷”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おたに60.0%
おだに20.0%
おとこや20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幼少の時、剣槍けんそう男谷おたにの道場へ、後に九段の斎藤弥九郎の練兵館にみがき、学問はいう迄もなく、孜々ししと毎日三田の塾まで通っている。
田崎草雲とその子 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「おい、講武所の所長に、男谷おだに下総守が選ばれたのを存じておるか?」
南国太平記 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
拙者が、今までに拝見致した剣術では、江戸で男谷おとこや下総守、筑後柳川やながわの大石進、それからただいま申す島田虎之助殿、この三人が至極とお見受け申した。