男役をとこやく)” の例文
何アに玉川の水だ、朝早くさへ汲めば汚ない事があるものかと、男役をとこやくに彼は水汲む役を引受けた。起きぬけに、手桶と大きなバケツトを両手に提げて、霜を踏んで流れに行く。顔を洗ふ。
水汲み (新字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)