“をとこやく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
男厄50.0%
男役50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
年明けのおきては二十七だが、あすこはうんと、お飾りのサバを讀んで、どうかすると男厄をとこやくも過ぎたのが居るんだつてね。氣をつけた方が宜いぜ
何アに玉川の水だ、朝早くさへ汲めば汚ない事があるものかと、男役をとこやくに彼は水汲む役を引受けた。起きぬけに、手桶と大きなバケツトを両手に提げて、霜を踏んで流れに行く。顔を洗ふ。
水汲み (新字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)