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甲子
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きね
ふりがな文庫
“
甲子
(
きね
)” の例文
此上
甲子
(
きね
)
太郎の
頤
(
あご
)
を取つたところで、大した收獲がありさうもないと見ると、平次は番頭の吉兵衞を呼んで、家中を案内させました。
銭形平次捕物控:114 遺書の罪
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
お内儀は遠慮して遠のきましたが、その耳には、内儀のもとの夫、お藏前の
右馬吉
(
うまきち
)
や、龜井町の
甲子
(
きね
)
屋六兵衞の名が敏感に響きます。
銭形平次捕物控:248 屠蘇の杯
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
番頭も手代も伜の
甲子
(
きね
)
太郎も居りました。朝の光の中に
曝
(
さら
)
されたお茂與の淺ましい死骸を前に、平次は靜かに續けるのです。
銭形平次捕物控:114 遺書の罪
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ガラツ八は平次の説明にすつかり壓倒されましたが、それよりも驚いたのは、番頭手代、伜の
甲子
(
きね
)
太郎などでした。
銭形平次捕物控:114 遺書の罪
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「龜井町の
甲子
(
きね
)
屋六兵衞かな。同業で、隣り町で、お互ひに意地つ張りだから」
銭形平次捕物控:248 屠蘇の杯
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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「酒も飯も間違ひなく出してやるが、それより、
甲子
(
きね
)
屋六兵衞はどうしたんだ」
銭形平次捕物控:248 屠蘇の杯
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
“甲子”の意味
《名詞》
甲子(きのえね、コウシ、カッシ)
干支の一つ。干支の組合せの1番目。
(出典:Wiktionary)
“甲子”の解説
甲子(きのえね、こうし、かっし)は、干支の一つ。
干支の組み合わせの1番目で、前は癸亥、次は乙丑である。陰陽五行では十干の甲は陽の木、十二支の子は陽の水で、相生(水生木)である。
(出典:Wikipedia)
甲
常用漢字
中学
部首:⽥
5画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“甲子”で始まる語句
甲子夜話
甲子松
甲子太郎
甲子蔵
甲子祭
甲子待
甲子飯
甲子屋
甲子年
甲子楼