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甲乙
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ふたり
ふりがな文庫
“
甲乙
(
ふたり
)” の例文
かくて仲善き
甲乙
(
ふたり
)
の
青年
(
わかもの
)
は、名ばかり公園の丘を下りて温泉宿へ帰る。日は西に傾いて
渓
(
たに
)
の東の山々は
目映
(
まば
)
ゆきばかり輝いている。
恋を恋する人
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
と話しながら石の門を入ると、庭樹の間から見える縁先に十四五の
少女
(
おとめ
)
が立っていて、
甲乙
(
ふたり
)
の姿を見るや
恋を恋する人
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
甲乙
(
ふたり
)
は無言で煙草を喫っている。
甲
(
ひとり
)
は
書籍
(
ほん
)
を
拈繰
(
ひねく
)
って
故意
(
わざ
)
と何か捜している風を見せていたが
恋を恋する人
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
“甲乙”の意味
《名詞》
甲と乙。十干の最初の二つ。
優劣。
名前が分からない、または特定しないときに用いる仮の名。
(出典:Wiktionary)
甲
常用漢字
中学
部首:⽥
5画
乙
常用漢字
中学
部首:⼄
1画
“甲乙”で始まる語句
甲乙丙
甲乙共