“甚十郎兵衛”の読み方と例文
読み方割合
じんじろべゑ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御不審こそ理（ことわり）なれ。彼（か）の初花楼の主人甚十郎兵衛（じんじろべゑ）と申す者。吾家（わがや）には切支丹を信ずる者一人も候はずとて、役人衆に思はしき袖の下を遣はざりしより、彼（か）の様なる意地悪き仕向けを受けたるものに候。
白くれない (新字新仮名) ／ 夢野久作(著)