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瓢々
ふりがな文庫
“瓢々”の読み方と例文
読み方
割合
ひょうひょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひょうひょう
(逆引き)
殊
(
こと
)
に美しい恋妻を亡くした後の鼎造には何か
瓢々
(
ひょうひょう
)
とした気持ちが生れ、この生物にして無生物のような美しい生きもの金魚によけい興味を持ち出した。
金魚撩乱
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
かうしてブラウエンベルグ氏は、雷雲たたなはる英雄の座から悠然と降り立つて、今やカラマンケンあたりの山村の
瓢々
(
ひょうひょう
)
たる一
好々爺
(
こうこうや
)
になりすましたのである。
灰色の眼の女
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
白い
靄
(
もや
)
が
草原
(
くさはら
)
をすれすれに這い、どうかすると、
瓢々
(
ひょうひょう
)
たる幽霊の姿を隠している。にんじんは、両手を背中に組み、幽霊などちっとも
怖
(
こわ
)
くないという証拠を見せる。
にんじん
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
瓢々(ひょうひょう)の例文をもっと
(3作品)
見る
瓢
漢検準1級
部首:⽠
17画
々
3画
“瓢々”で始まる語句
瓢々乎
瓢々斎
瓢々然
“瓢々”のふりがなが多い著者
ジュール・ルナール
神西清
岡本かの子