玻璃戸がらすど)” の例文
貞之進は倉皇そこ/\に立出たがその本に用があるのではなく、二三丁来てから西洋小間物屋の玻璃戸がらすどを漏る燈影に透し視れば、三世相解万宝大雑書とあるので、自分ながらチェッと舌打して
油地獄 (新字新仮名) / 斎藤緑雨(著)