“玉篇”の解説
『玉篇』(ぎょくへん、ごくへん)は、中国南北朝時代の南朝梁の顧野王によって編纂された部首別漢字字典。字書としては『説文解字』『字林(現存せず)』の次に古い。
全30巻。親字は『説文解字』『字林』と異なり楷書で記す。
部首の数は『説文解字』540部とほぼ等しい542部で、「一」に始まり「亥」に終わる点も『説文』と同じだが、途中の配列順は異なり、類書風に同類の部首をまとめるなど、検索の便宜をはかった独自の工夫が見られる
。
全体が残るのは北宋に成立した『大広益会玉篇』であり、それ以前のテキストは部分的にしか残っていない。
(出典:Wikipedia)
全30巻。親字は『説文解字』『字林』と異なり楷書で記す。
部首の数は『説文解字』540部とほぼ等しい542部で、「一」に始まり「亥」に終わる点も『説文』と同じだが、途中の配列順は異なり、類書風に同類の部首をまとめるなど、検索の便宜をはかった独自の工夫が見られる
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全体が残るのは北宋に成立した『大広益会玉篇』であり、それ以前のテキストは部分的にしか残っていない。
(出典:Wikipedia)