“玉城盛重”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たまぐすくせいじゅう66.7%
タマグスクセイヂユウ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
玉城盛重たまぐすくせいじゅう翁は真に名優でありました。私は幾度もその技に見とれました。顔も美しい顔でした。
沖縄の思い出 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
動きは静かですが更に鋭いのです。私は沖縄の至宝玉城盛重たまぐすくせいじゅう氏の踊を見て、能よりも一段と深い感銘を受けました。能楽は吾々に遠慮することなく、時代を離れた遠い世界において行われます。
民芸四十年 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
来る役者は、同地で名人として尊重されてゐる玉城盛重タマグスクセイヂユウ氏と、同じく名人と言はれてゐる新垣松含氏との外、二十名ばかりで、市会議員や女学校の先生なども交つてゐるのである。
組踊りの話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)