猿戸さるど)” の例文
「古月亭」は数寄屋造りで、よりつきが六帖、控えが四帖半、そこに猿戸さるどがあって三帖の茶席に続いていた。——六帖には小さな包があるだけで、銕太郎はさらに四帖半の襖をあけた。
(新字新仮名) / 山本周五郎(著)