猪飼部いかいべ)” の例文
機を織る者は機織部はたおりべすなわち服部はっとりであります。また玉を造るものが玉造部たまつくりべ、豚を飼うものが猪飼部いかいべ中臣氏なかとみうじに属している部族が中臣部なかとみべであります。そういうようにみな「」と申しました。
外国と等しく本邦にも野猪を畜って家猪に仕上げたは、遺物上その証あり。また猪飼部いかいべの称や赤猪子あかいごてふ人名などありてこれを証す(明治三十九年版、中沢・八木二氏共著『日本考古学』三〇四頁)