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猟夫
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さつお
ふりがな文庫
“
猟夫
(
さつお
)” の例文
旧字:
獵夫
基経は何時かは
茅原
(
かやはら
)
と
猟夫
(
さつお
)
が
太刀
(
たち
)
を合わすようなことになりはしないかと、二人が
狙
(
ねら
)
い合っている
呼吸
(
いき
)
づかいを感じずにいられなかった。
姫たちばな
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
猟夫
(
さつお
)
の使う半弓を持った、それは醍醐弦四郎であったが、さも横柄に言葉をつづけた。
生死卍巴
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
津の父親は和泉の
猟夫
(
さつお
)
と墓をならべることに、烈しい反感と不潔を感じたらしいが、基経の承諾を得た今になっては何もいえはしなかった。
姫たちばな
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
そして別の人は和泉に父をもつ
猟夫
(
さつお
)
であった。衣裳のはやりと
絢爛
(
けんらん
)
を尽くした平安朝の夕々は、むしろ
藍
(
あい
)
ばんだというよりも濃い紫を溶き分けた。
姫たちばな
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
猟
常用漢字
中学
部首:⽝
11画
夫
常用漢字
小4
部首:⼤
4画
“猟夫”で始まる語句
猟夫手記