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猜疑深
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うたぐりぶか
ふりがな文庫
“
猜疑深
(
うたぐりぶか
)” の例文
『何を話して居たのだらう、
斯
(
こ
)
の二人は。』と丑松は
猜疑深
(
うたぐりぶか
)
い目付をして、二人の様子を怪まずには居られなかつたのである。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
「だから、私何だか変だと思うの。田舎で何か悪いことをしてるんじゃないかと思って。」と
猜疑深
(
うたぐりぶか
)
い目を見据えた。
新世帯
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
『や?』と
猜疑深
(
うたぐりぶか
)
い心で
先方
(
さき
)
の様子を推量して見ると、さあ、丑松は斯の校長と一緒に並んで歩くことすら堪へ難い。どうかすると階段を下りる拍子に、二人の肩と肩とが
触合
(
すれあ
)
ふこともある。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
猜疑深
(
うたぐりぶか
)
い叔母は淋しい顔にヒステリー性の
笑
(
え
)
みを
洩
(
も
)
らした。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
猜
漢検1級
部首:⽝
11画
疑
常用漢字
小6
部首:⽦
14画
深
常用漢字
小3
部首:⽔
11画
“猜疑”で始まる語句
猜疑
猜疑心
猜疑嫉妬
猜疑褊狭