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牽強付会
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けんきょうふかい
ふりがな文庫
“
牽強付会
(
けんきょうふかい
)” の例文
「無根の条目を
牽強付会
(
けんきょうふかい
)
して、私の罪状をつくりあげ、私を国老の席から放逐するに相違ない、これでも対抗策をたてる必要がないと思うか」
樅ノ木は残った:01 第一部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
これはあるいは多少
牽強付会
(
けんきょうふかい
)
の説と見られるかもしれないがしかしとにかく一応こういう説も立て得られるということは事実であろうと思われる。
俳句の精神
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
晩年の巴が、義仲の命日には、年ごとに近江の
義仲寺
(
ぎちゅうじ
)
へ詣でたという地方伝説は、無邪気な
牽強付会
(
けんきょうふかい
)
というものである。
随筆 新平家
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いわゆる
正因正果
(
しょういんしょうか
)
の道理を用い過ごして
牽強付会
(
けんきょうふかい
)
の説を考え出したのです。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
たとえばロシア映画のあるものは前者の類型であり、アメリカ映画のあるものは後者の仲間であると言ってもそうはなはだしい
牽強付会
(
けんきょうふかい
)
ではあるまいと思われる。
俳諧瑣談
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
“牽強付会”の意味
《名詞》
牽強 付会(けんきょうふかい)
強引に理屈をこじつけて自分に有利になるよう展開すること。
(出典:Wiktionary)
牽
漢検準1級
部首:⽜
11画
強
常用漢字
小2
部首:⼸
11画
付
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
会
常用漢字
小2
部首:⼈
6画
“牽強”で始まる語句
牽強附会
牽強